3年前にひょんなきっかけで 尺八 を吹くことになりました。生来の楽器好きのなせるわざです。フルート・リコーダー・オカリナ・篠笛(津軽横笛)などを吹いてきた延長線上のことです。
で、カルチャーの講師(東京藝大・邦楽科・大学院卒)の進めるテキストを買い、それを頼りにお稽古をはじめました。で、そのテキストに表示されている楽譜を見たときのことなんです。テキストはある尺八流派の楽譜スタイルで書かれているようなんですが、その楽譜を見たとき私の脳裏にある場面が浮かび上がりました。それは、
私は「日本映画」を見ています。日本映画には字幕がついていてそれは「ローマ字」でした。私はローマ字の字幕を読んでいますが、映画の場面はどんどん進み、ストーリーに追いついていけません。
という場面でした。
(つづく)